平成16年7月31日
〜8月7日のうち

【7月31日分】

↑福島駅から浄土平へのバス
なんとか1週間の夏休みをゲットしました。どこに行こうかイロイロ考えてやはり温泉巡りでのんびりとしよーと。北か南か悩んだけど去年は南だったので今年は北にすることにしました。滑川温泉〜大湯温泉〜泥湯温泉〜角館〜後生掛温泉〜古遠部温泉〜日景温泉と泊まり歩き、間に山登りと観光を織り交ぜる旅となりました。
7月31日の朝早い新幹線で福島駅に8時頃到着、今日は福島駅からバスで浄土平へ向かい、吾妻連峰の東側を横断して滑川温泉まで行きます。福島駅のバス停は西口のはずれにあります。夏休みの時期の土曜日ということでバスは混むかな、と思ってたのですが、実際は乗客は数人でガラガラ。定刻の8:15に出発し、福島駅の市街を抜けてバスの社内放送の観光案内のテープを聞きながらだんだんと山道を登っていきます。浄土平に近づくと右の写真のような段々と岩がごろごろした荒涼とした景色と雲の下に福島の市街が見えるようになります。浄土平には9:25に着きました。(福島交通バス\1410)
 コ ー ス 図 で す 

浄土平には既に観光バスやマイカーで来た人がたくさん集まっていました。今日はここから直線距離で約9q離れた滑川温泉まで山を縦断しての宿泊となります。浄土平ビジターセンターには広い駐車場や売店などがあり観光地のようになっています。ここから吾妻小富士山頂へは整備された階段の道を数分登ると行けます。山頂は西日本を襲った台風の影響なのかものすごい強風で吹き飛ばされそうでした。それにしても広い火口です。人が小さく見えます。夕方までに滑川温泉まで行かなければ行けないのでのんびり火口1周は諦めて、降りることにしました。浄土平ビジターセンター付近は湿原となっていて木道が設置されています。

 吾 妻 小 富 士 

↑吾妻小富士の山頂はこのような周回路があります

↑吾妻小富士の山頂から中央部を見たところ

↑樋沼
樋沼までは歩いて10分程です。森に囲まれた静かな沼です。引き返して浄土平を超えて右手に一切経山を眺めながら、鎌沼へ向かいます。振り返ると先程登った吾妻小富士が小さく見えていました。
↑浄土平から見た吾妻小富士

↑浄土平から見た一切経山
 酸 ケ 平 
浄土平から鎌沼の途中は酸ケ平という湿原があります。夏なのでもっとキレイな花が咲いているのかと思ったら、それほど沢山って訳じゃありませんでした。でもあちこちに花が咲いていて緑のキレイなじゅうたんのような中の木道を歩きます。木道は狭いので所々すれ違う場所があります。
 鎌 沼 
鎌沼は霧がかっていました。湿原の中にぽっかりと存在する大きな沼は波の音が響くだけで時が止まったかのように静かでした。
 一 切 経 山 
鎌沼から再び酢ケ平に戻り途中から一切経山へと向かいます。岩場の登坂がしばらく続きます。登るにつれてまた風がものすごく強くなってきました。途中で振り返ると右手にさきほどの鎌沼が見えていました。たぶん三日月のような鎌のような曲がった形をしているから「鎌沼」というのだと思えてきます。


←一切経山への道から見た鎌沼
強風の中一切経山の頂嬢付近までやってきました。まあ、とにかく霧というか雲というか目の前をものすごい勢いで流れてきます。朝一番で登った吾妻小富士が下に見えました。なんだか名前の通り富士山みたいです。さらにその下には福島市の市街地がはるか下に見えていました。山頂に着いたのはちょうど12時位で写真撮ったりのんびりだったので思ったより遅くなってしまいました。浄土平まで車で来れば、ここまではそれほど大変ではないので結構たくさんの人がやってきていました。強風を避けるように岩の影でコンビニのおにぎりを食べました。

←一切経山からみた吾妻小富士

【強風の様子を動画で見てみる】
注意:ダウンロードにとっても時間がかかります!!!
ダウンロード(約6M)
 五 色 沼 
さて、一切経山の山頂から北側の斜面を覗くとキレイな五色沼が現れます。写真も細工しているわけではなくてホントにこんなきれいな青い色なんです。そして見る時間や高さ、方向でいろんな色に見える、だから五色沼と呼ぶのでしょう。下は非常に急斜面強風になっていてしかも強風で吹き飛ばされそうになりながら雲の切れ間を狙って写真を撮りました。それにしてもキレイな景色でボ〜っと何時間でも眺めていたい気分でした。しかしそうもしていられないので、準備をして急な岩場の斜面を下り始めました。右の写真の左側がルートになっていて沼の付近は平坦で開けた歩きやすいルートです。左奥が家形山でこちらを目指します。
  ↑下の2枚:家形山から見た五色沼(向かいが一切経山です)

↑きれいなリンドウ。。。かな?があちこちに。
 家形山から滑川温泉へ 
家形山山頂からは平坦な尾根を進みます。ただ道はぬかるんで沢のようになっていて道もわかりにくいです。水たまりが深いとこは左端の写真のように石が並べてあるとこもありますが、うっかりすると足を取られそうになりながら藪をかき分けて進むとこも多いです。途中の兵子で分岐すると兵子山です。ここは南の山頂付近は絶壁のような岩場で強風の中ちと怖い思いをしました。その後も登り下りは意外とキツクてかなりバテバテです。なんとか姥湯温泉の出口に着いたのは4時過ぎで日帰り温泉は終了とのことでした。ここからは車の走れる道を1時間ほど歩いてようやく宿泊先の滑川温泉に辿りつきました。
 滑 川 温 泉 ( 福 島 屋 )

↑前川のほとりにあります

↑緑の屋根が新館、左端が本館

↑玄関は車の向こうにあります
滑川温泉の福島屋は開湯220年を超える風雪に耐えた本館と木を組んだ基礎に建つ新館が向かい合わさった形です。実際に自炊の湯治料金も設定され、廊下の床や柱など湯治場の雰囲気が残っています。冬季(11月上旬から4月末)は営業は休止となります。
食事は朝夕共に部屋に出してくれるので落ちついて食べられます。夕食は鯉や岩魚や山菜などで決して豪華ではありませんが満足いくものです。

↑部屋の様子

↑玄関(障子がフロント兼売店)

↑廊下
部屋はまずまずの広さで古いけどキレイに掃除してありました。窓の外は山と渓谷で前川の流れの音だけがして静かに休めます。
↑露天風呂は宿の一番奥の出口から川に沿って3分ほど歩いたとこにあり、そばに簡単な脱衣所があります。川の流れを見ながらの緑豊かな場所です。泉質は硫酸塩泉ということで青白い色をしています。胃腸病やリュウマチ、神経痛、皮膚、創傷などに効果があるそうです。温度はちょうどいいカンジです。なお、川には釣り橋があって大滝まで歩いて30分ほどです。(前日の山登りで疲れてパスでした。。。)
↓内風呂は石造りの浴槽に高い天井の木造の浴舎です。この他に女性専用の内風呂もあります。いずれももちろん源泉100%掛け流しの天然温泉ですヨ。


↑朝食

宿の電気は川の水力発電(自家発電)でまかなっているそうです。
【滑川温泉:福島屋】

住所:山形県米沢市大字大沢字滑川15番地
пF090-3022-1189
一泊2食料金:¥10,800(税込)
部屋設備:トイレ無、エアコン無、洗面所有
立寄湯:9:00−16:00¥500
www.ta-su.co.jp/namekawa
滑川温泉はを出発して翌日は秋田県の大湯温泉へと向かったのですが、山登りでyosiの筋肉痛と日焼けは大変な状態に。。。果たして無事に辿りつけるのでしょうか???宿の雰囲気は設備、食事などはおしゃれなとこは全く無いですが、とにかくのんびりとするには静かなひなびた湯治場の雰囲気がとてもいいカンジです。なによりも温泉がいいですし、宿の人たちも親切でした。ぜひまた来たいと思います。
滑川温泉へは最寄の峠駅まで送迎をしてくれます。峠駅は昔は峠超えの難所で右の写真の力餅を食べて一休みしたそうです。今は新幹線が通過して餅の容器もプラスチックでチト風情が。。。
東北秘湯巡りの旅(2/7)へ続く・・・