平成16年7月31日
〜8月7日のうち

【8月2日分】
今日は大湯温泉から9時のバスで近くにある小安峡に行こうと思います。そして湯沢駅に戻ってそこから泥湯温泉に泊まる予定です。宿のご主人に車でバス停まで送ってもらおうとしたら、ついでだから、と小安峡の入口まで送っていただきました。宿からは10分程です。秋田県皆瀬村にある小安(おやす)峡は、長年にわたり皆瀬川の急流が小安岳を侵食してできた渓谷。大噴湯は岩の裂け目から、熱気と蒸気が轟音とともに激しく噴き出しています。朝早いせいか人もまばらでしたが、大噴湯は皆瀬川に沿った遊歩道の脇にあり、その遊歩道は国道からは60m程の高低差を昇り降りしなければいけません。川まで降りるのに長〜〜〜い階段が待っています。青緑色をした皆瀬川に沿ってしばらく歩くと白い湯気と蒸気の音がしてきます。大噴湯の前の歩道は吹き出す蒸気で前も見えないくらいです。
 小 安 峡 



→長い階段がキツイ。。。赤い橋の真下の辺りに大噴湯はあります。

↑遊歩道は皆瀬川に沿っています
→川の両岸は侵食されてところどころ湯気が。。。

↑だんだんと大噴湯が近づきます
→これが大噴湯の迫力です!シューシュー言っています。

↑湯気で歩道も塞がれます
→橋の上から見るとこんなカンジです
帰りもやはり長い階段を登らなければ行けません。国道に戻って皆瀬川を渡る橋の上から見るとさっきの大噴湯が小さく見えました。

↑湯沢行きのバスがやってきました。
 湯 沢 の 酒 
湯沢に11時頃についたyosiは昼前に気になった酒工場に行ってみることにしました。秋田県は酒どころであります。なかでも湯沢地方は酒作りの本場といわれています。「両関」というのと「爛漫」という2大メーカーがありますが、爛漫の秋田銘醸梶i秋田県湯沢市大工町4-230183-73-3161)に行ってみました。突然の訪問にも関わらず担当のおぢさんが工場を案内してくれました。

↑秋田銘醸竃{社

↑4F建の本工場と案内してくれたおぢさん

↑玄米を精米するとこんな小さく

←発酵タンクのてっぺんは2Fに
↑タンクの中はこーなってます

↑お楽しみの試飲タイムです
この工場は秋田の酒を全国に売るための代表的モデル工場として大正11年に出来たそうです。酒造りについて原料水、酵母、原料米、麹といった原料について、精米、洗米、浸漬、蒸米、発酵、しぼりろ過、火入、貯蔵、調合といった工程についておぢさんにいろいろ教えてもらいました。人間でできないこと以外は機械化していて昔ながらの酒作りのイメージとはちがうでしょう?とおぢさんは話してました。実際酒作りはこの時期はやってないそうでただ工場を見ただけだったのでちとつまらなかったデス。
1時間ほどで後にして湯沢の商店街で食事をしようととある喫茶店に入ったら、店内に大きな♂が2人いました。yosiが入ってしばらくすると出て行きましたが、店員に聞いたら某大相撲の力士だそうで、近くで巡業だかなんだかがあるのだとか。ちなみに5日から有名な七夕絵どうろう祭りというのがあるらしく、賑やかでした。泥湯温泉行きのバスに13:30頃乗りました。先ほど酒も入って天気も良く居眠りしながら1時間ほどで泥湯温泉に到着です。

←気に入ったお酒を宅配便で送ってみました。
 泥 湯 温 泉 ( 奥 山 旅 館 ) 
バスはyosi1人を乗せて3時前に泥湯温泉に到着しました。少々早い時間ということもあって辺りに人もいないでぽつんと数軒の宿があるという、昔の映画セットか何かの中に入りこんでしまったような不思議な風景でした。
とりあえず宿の部屋で一休みします。室内はちとせまい感じがしました。これから川原毛地獄や大湯滝に行くと夕食に間に合わないし、ほかの宿の温泉も気になっていたので、まずは他の宿の湯巡りをしてみることにしました。

【奥山旅館】
〒019-0404
秋田県湯沢市高松字泥湯沢25
пF0183-79-3021
設備:エアコン、洗面台、トイレ無
1泊2食の料金(例):
※人数、料理により違います
¥13,000+消費税、入湯税

http://www5.ocn.ne.jp/~doroyu-o/



天狗伝説:
昔、病に苦しむ乙女が恥ずかしさのあまり透明の湯に浸かれないでいると、天狗が現れ白湯に変えたので乙女は喜んで湯に浸かり病は早く治った。以来、泥湯の湯は白く濁ったということです。

←旅館棟外観 ↑看板代わり?の水車

←旅館棟入口 ↑旅館棟の別館 →室内

奥山旅館の温泉は旅館棟と道路斜め向かいにある別館にあり、それぞれ泉質が違います。大露天風呂は旅館棟から少し歩いたとこにある一番大きな浴槽で、男女別に別れています。泉質は源泉(新湯)が単純温泉で76℃あります。青白色に濁った湯で温度はややぬるめ、神経痛、筋肉痛などに効果があるといわれます。夜中に入りに行きましたが、広い浴槽に1人で星空を見ながら入るといい気分です。

↑大露天風呂建物(左が♀、右が♂用)
→大露天風呂
別館は旅館棟からすこし歩いたとこにあり、大露天風呂とは道路を挟んで向かいにあります。建物内には脱衣所の向うに男女別の内湯があります。こちらは大露天風呂とは泉質も違うらしいです。浴槽はやや小さいですがシャワー設備もあります。内湯の外には露天風呂が2つあります。手前の方(別館露天風呂2)は茶褐色に濁って小椋旅館の泉質に近いのかな、と思いました。この浴槽と♀側とはすだれがあって仕切られています。その浴槽の向うにさらに露天浴槽があります。どちらも混浴となっているようでした。浴槽はどちらもそれほど広くはありませんが、開放感のある温泉でした。湯加減もちょうど位でのんびりできました。

↑別館は道路の反対側にあります
→別館の男女別内湯
※硫化単純泉

←別館露天風呂2 ↑別館の混浴露天風呂 


←旅館棟の内湯(混浴) ※硫黄泉
↑足湯 ↑目洗い湯

旅館棟の中にも、やや広め、石造りの内湯があります。

←夕食(鯉、やまめ、牛鍋、茶碗蒸、山菜など)
↑夕食(舞茸天ぷら、特選フィレステーキ)

↑朝食
食事は朝夕とも他の宿泊客と一緒に旅館棟の大広間で頂きます。ボリュームは結構ありました。皆瀬牛もやわらかでうんまかったデス。料理は値段で若干変わります。隣の八戸からの家族3人組は女の子が元気なさげで茶碗蒸を食べたかったらしく、注文したのか聞かれて、違います、って言ったのでお母さんが宿の人に聞いたらこれはこうで・・・と、結局つかないらしい。なんだか悪いことをしたよーな気分でした。yosiのは食べちゃったしな。。。でも、そのおとーさんに「学生さんですか?」とか聞かれてちとうれしかったyosiでした。満腹で動けない。。。明日の朝は早起きして大湯滝に行かなければ。。。おやすみなさい。
しかし、yosiが泊まったのは旅館棟別館の1F部屋だったのですが、その部屋だけなのか分かりませんが、道路の音や、水車の音が結構気になってなかなか寝れなかったです。なので、ようやく眠れたのは12時くらいだったかもしれないです。
 泥 湯 温 泉 ( 豊 明 館 ) 
まずはこちらの豊明館に行ってみました。本館の玄関で入浴料を払おうと人を呼んだら、カンジの良さそうなおかみさんが出てきました。お金を払って本館の左手につながっている風呂棟に入ると、なんだか古い田舎の玄関のような懐かしい雰囲気です。男女別に別れた内湯はそれほど広くなく透明なちょうど位の湯加減でした。源泉は50℃位でphは3以下の酸性のお風呂です。♂湯は他に誰もいないでのんびりとできました。玄関を入ったとこに休憩所があるのですが、たくさんの寄せ書きがあっておかみさんの人柄が伝わってくるようでした。お風呂を出るとさっきのおかみさんが窓から「イイ湯だった〜?」と。しばしお話をして、混むんでしょうねぇ?と聞くと、それほどでも。。。とのことでした。「奥山さんが一番大きいから。。。」と。確かに風呂の数は少ないけど、yosi的にはこちらに泊まるのもまたのんびりとできそうで良かったかな、と思いました。

0183-79-2362
日帰り入浴:¥300 7:00-17:00

 泥 湯 温 泉 ( 小 椋 旅 館 ) 
続いて隣の小椋旅館に行ってみました。明治時代から続く古い旅館です。本館の向かいにある風呂の玄関には「山の湯」と書かれていて玄関を入ると時代劇の中に入りこんだような雰囲気です
。風呂は男女別にそれぞれ檜風呂と小さい部屋に打たせ湯があります。

пF0183-79-3035
日帰り入浴:¥300

←檜風呂(左奥が打たせ湯) ↑↑風呂棟の玄関

本館で若い兄ちゃんに300円払って向かいの風呂棟に行くと時間の関係もあって人の気配もなしに1人占めのお湯はややぬるめ、茶褐色に濁ったもの(ph<3の酸性)でのんびり入れました。シャワーや洗面台などの設備も無いですが、古い湯治場の雰囲気が楽しめそうな宿でした。
 川 原 毛 地 獄 

翌日は朝早くに起きました。何故なら、7時半の朝食までに川原毛地獄と大湯滝に行こうと思ったからです。宿から歩いて急な坂道を30分ほど歩くと川原毛地獄に着きます。舗装された道なので車ならすぐです。川原毛地獄は古くから南部の恐山、越中の立山と共に日本三大霊山の1つで、古くから多くの修験者や参詣者が訪れ、女人禁制の山だったそうです。ここには血の池地獄や針山地獄など136の地獄があって、極楽もあります。1623年から昭和41年までは硫黄の採掘が行われていたそうです。草木の無い石ころだらけの山に所々煙があがっていて硫黄の匂いがして寒々しい雰囲気です。おまけに早朝で誰もいなかったので余計寂しい雰囲気でした。
 川 原 毛 大 湯 滝 
川原毛地獄の中を20分ほど行くと大湯滝の広い駐車場に出ます。ここまでは別の方向から車で来ることが出来るのです。そして川には湯気が立ち上っています。駐車場のそばには川原毛温泉の成分分析表が貼ってあります。それによると、泉質:酸性一含二酸化炭素・鉄一塩化物泉、泉温:94.5℃、ph:1.41、きりきず、やけど、慢性皮膚病、婦人病、高血圧、動脈硬化などに効果有、というもので相当強烈な酸性です。駐車場から川に沿ってさらに山道を15分ほど行くとようやく大きな大湯滝が見えてきました。高さは20mほどで7月上旬から9月上旬までは滝壷が天然の露天風呂になります。

↑上流で川に沸くお湯        ↑大湯滝へ続く川もお湯デス
←川原毛大湯滝(どっかのおぢさんが写ってしまった)

滝は大きく左右2つあり、それぞれの滝壷は大人の背ほども深さがあります。そばに一応脱衣小屋があります。この時は早朝でしたが結構人(観光客)が来るそうなので水着で入ったほうがいいかもしれません。

←左側の滝と↑右側の滝

さっそく入ってみましたが、意外に温度がありました。ちょっとぬるい風呂くらいで40
℃くらいでしょうか。それがどんどん滝の上から落ちてきます。滝壷も意外と深くてちょうどいい天然浴槽になるのです。もっと入っていたかったのですが、朝食の時間が迫ってきたので30分も入れませんでしたヨ。帰りもまた1時間ほど歩いてようや帰って来れました。でもこんな朝風呂は初めての体験でした。

↑滝壷は下に2つ(岩盤の途中にもあったみたい)

↑左の滝壷

↑記念写真を撮ってみました


朝食後またまた温泉に浸かりながら、のんびりして10:25のバスでまたまた湯沢行きのバスに乗って泥湯温泉を後にしました。


東北秘湯巡りの旅(4/7)へ続く・・・