↑尾崎紅葉が滞在した雰囲気のある旅館とその前にある像
おしまい
宿に帰って朝ご飯を食べます。コーヒーもいただきバスで仕事に向かおうとすると宿のご主人が「ついでだから」と車で送っていただきました。<(_ _)>
この宿の評価としてはいい意味で裏切られました。料金からいって「たいしたことないだろう」と思っていたのですが食事にしても部屋にしても温泉もどれも料金レベルをはるかに超えていると言えると思います。大体ビジネスホテルだって6千円じゃ泊まれないですからね。食事も温泉もついてこの値段。家族連れやビジネス客には最適ではないかと思いますよ。そして何より宿の方の親切さが嬉しいです。
 ↑↑青葉の湯
夕食を食べ温泉に浸かりのんびりコタツに入ってテレビを見ているとウトウトしてきました。川の音を聞きながら何時の間にか寝ていました。翌日は朝早く起きて、前に聞いていた共同の露天風呂「青葉の湯」に出掛けてみました。宿から川に沿って5分ほどで箒川にかかる大きな吊り橋を渡るとありました。橋は去年出来たと書いてあり、露天風呂には真新しい脱衣所もありとてもキレイに整備されていました。しかし。。。お湯が入ってないではないですか!!!宿のご主人の話では最近露天風呂も整備したのですがお湯の供給を反対している人がいるらしいのです。確かにいろいろ事情はあるのでしょうが残念なことです。
宿に着いたのは8時頃で普通の食事の時間はとっくに終了していましたが、夕食を残しておいてくれました。朝夕共に1Fの広間で頂きますがこの部屋もなかなかの雰囲気です。夕食はお刺身にジンギスカン、エビフライ、ロールキャベツと料金に比べスバラシイです。お刺身も新鮮で煮物もキチンと造られていました。
ところで、畑下温泉は塩原温泉郷の中程に位置しており箒川が大きく蛇行する渓谷沿いにあります。古くから有名で、かつては尾崎紅葉が「金色夜叉」をこの地で執筆したこともあります。最近バイパスが出来るまではホントに川の流れる音しかしない静かなところだったそうです。この宿の泉質は他の多くの塩原温泉郷の温泉と同じ食塩泉(ナトリウムー塩化物泉)で源泉は畑下元湯共有源泉です。(源泉温度:57.6℃、ph:6.4)神経痛や筋肉痛、冷え性などに効能があります。宿には男女別の内湯が1つずつあるだけですが、タイル張りの浴槽は鉄分が豊富なお湯のため茶色に変色し適温の透明なお湯が溢れています。
早速部屋に案内され2Fの角部屋に通されました。部屋は10畳の広さで2面から箒川の流れを眼下に見下ろすことが出来、ナカナカのお部屋です。寒いこの地方のためコタツとガスストーブも置いてありました。外から鍵を掛けられない事や「テレビのリモコンが古いので…」という点もご愛嬌です。ご主人がいろいろご丁寧に説明してくれるのも好感が持てます。
井桁屋旅館は予約の時に聞いた通り家族だけで営業している小さな宿です。正式にはここは別館で以前は本館がそばにあったそうです。開業2百何十年という歴史ある旅館だそうです。外観は普通の民家の様に見えますが、部屋の中の柱や天井の作りは歴史の古さを感じます。
栃木県那須塩原市塩原457 0287-32-2143 
一泊2食付 ¥6000 +消費税+入湯税
井桁屋旅館
栃木県那須塩原方面に出張が続き、塩原温泉巡りも3回目。今回は前回の福渡温泉と新湯温泉の中間にある畑下温泉に泊まってみました。畑下温泉はやはり国道400号線と箒川に沿った地点にあり、バスも通っています。仕事がやや遅くなったので少しでも早くと思い、タクシーで夜7時半頃向かいました。30分程で宿が数軒並ぶ畑下温泉へ到着しました。運チャンは宿を知らないというのでとりあえず降ろしてもらい静まり返った温泉街をウロウロようやく到着しました。ちゃんと地図くらい持ってけば良かったのですが。あらかじめ宿に予約した時は「ウチは家族だけでやってる小さなとこですがそれでもいいんですか?」と1人宿泊ということもあるのか、なんだか気の無い返事だったので不安でしたが暖かく迎えてくれました。
訪問日:平成17年5月12日〜13日