名 寄 本 線 非電化 1067㎜ ※当時
名寄~遠軽 138.1km 中湧別~湧別 4.9km
訪問日:1989/2/13
     道央とオホーツク沿岸とを結ぶ鉄道として建設されました。全線開通は1921年のことで石北本線が開通するまで網走への主要なルートとなっていました。第2次特定地方交通線に指定されたものの長大路線の冬季輸送に問題があるとして廃止が保留された状態が続いていました。'85年についに'89年5月で廃止されることが決定され、他の廃止路線と共に訪問することにしました。
 本線のほか中湧別~湧別に支線もあったのですが、1日2往復の運転で時間が合わなく訪問しなかったのはなんとももったいないことをしたものでした。今回調べた所、廃止時には一部区間を第三セクターとする案もあったらしいですが、一部自治体との交渉が難航して結局、全線廃止となったようです。曲がりなりにも「本線」の廃止でもあり、天北線と同じくかつては優等列車も走った長大路線が消えるのは時代の流れとはいえ、残念なことでした。
 
 
朝の名寄駅                            1989/2/13
雪がカチカチに凍っています。
 
   

Ⅰ 名寄~下川
前日は名寄駅近くのビジネスホテルに泊まりました。名寄6:55発の643Dに乗るために雪に凍える名寄駅に向かいます。643Dは下川までの区間列車です。記憶がちょっと残っていませんが、本当は5:51の1番列車に乗る予定でいたのを乗り損なったのでしょう。寒くて眠かったですからね。

643D下川行(キハ22 332)        名寄   1989/2/13
右手に雪像のSL?が見えますね。
 
   
643D下川行 キハ22 332       名寄   1989/2/13
名寄から下川の土日運休の区間列車です。
643D下川行 キハ22 332        名寄   1989/2/13
ひっそりしたホームです。間もなく発車時刻です。
 
 

 下川にて

下川には7:20到着です。遠軽方面の次の列車は8:37の623Dまでありません。やがて遠軽を4:40に出発した622D名寄行が到着して、先ほど乗ってきた643Dはこの列車に連結されて再び名寄に戻ります。雪がちらほら降っていて列車のお顔は雪だらけです。7:32にこの622Dが発車したので、駅前をウロウロしたのでしょうか。とある民家の軒先に温度計がありましたが、朝の8時頃だというのに氷点下8℃位とやはり寒いです。旭川まで行く624Dが8:36に発車すると、すぐに発車となる623Dに乗車しました。

643D下川行 キハ22 332        下川  1989/2/13
終点の下川に着きました。
     
643D下川行 キハ22 332            下川    1989/2/13
巻き上げた雪がスゴイことになってます。
 
     
622D名寄行が到着(キハ22 274)   下川   1989/2/13
まだまだキハ22がたくさん活躍していました。

 
  1. caption01
  2. caption02
 
622D名寄行     下川 1989/2/13
増結の準備をします。
※この色の枠はスライドショーにしてます

622Dに先ほど乗ってきた下川止まりを連結  下川   1989/2/13
 
  1. caption01
  2. caption02
   
622D名寄行(キハ22 332+274)    下川   1989/2/13
連結作業を終えて発車を待ちます。

   
下川駅前の看板      1989/2/13
「日本で一番「さむい」町」とフリガナされてます。
下川駅前の民家軒先の温度計  1989/2/13
朝の8時頃だったと思いますがマイナス8℃くらい

   
623D遠軽行(キハ22 274)      下川   1989/2/13
名寄で折り返し戻ってきたんですね。
624D旭川行きが到着       下川    1989/2/13
名寄~旭川3332Dとなる快速です。元は急行のスジだったのでしょうか
 
     

Ⅲ 一ノ橋にて

一ノ橋には8:52到着。次の遠軽方面は昼過ぎまでありません。何故一ノ橋かは覚えていません。今になって調べると、この区間は昔はキューロクが重連で挑んだ「天北峠越え」の場所だったようです。当時は単に車窓を見て良さそうな風景に思えたのでしょうか。線路に沿って雪の中、凍結した道路をウロウロしました。644Dを10時頃に、626Dを12時過ぎに撮影した後、再び一ノ橋から12:50発の625Dに乗車しました。

 
623D 遠軽行           一ノ橋   1989/2/13
一ノ橋という駅で降りてみました。
 
     
623D 遠軽行       一ノ橋(~上興部)   1989/2/13
乗ってきた列車をお見送り

     
644D 名寄行           一ノ橋~上興部    1989/2/13
キハ40ですね。

     
626D 名寄行           一ノ橋~上興部     1989/2/13
確か道路沿いに歩いて川に架かる鉄橋のとこで撮影しました。

 
  1. caption01
  2. caption02
   
625D 遠軽行      (幸成~)一ノ橋    1989/2/13
駅に戻って先に進むことにしました。

 
     

Ⅳ 沙留~富丘にて

625Dは13:55に沙留に着きました。オホーツク海を入れて撮りたかったのでしょう。しかし次にやって来る列車は2時間近くありません。どうも記憶が乏しいのですが、沙留から撮影場所を求めて富丘まで歩いて行ったみたいです。冬の北海道は日没も早くだんだん薄暗くなってきてしまいました。結局富丘駅のホームから通過する652Dを16:00頃にとらえた後、まもなくやってきた627Dに16:34乗車遠軽に17:59到着しました。その夜は夜行で夜明かしして翌日は標津線に向かいました。

 
625D 遠軽行       沙留     1989/2/13
海が近くなってきたので降りてみました。駅の雰囲気がいいですね。
 
 
  1. caption01
  2. caption02
  3. caption03
 
652D 名寄行                  富丘(~渚滑)          1989/2/13
沙留駅から海の入る場所を探して富岡駅まで歩いたようです。結局富丘駅のホームから海を入れて撮りました。最初の2枚は200mm望遠で撮っています。この列車は富岡駅は通過です。列車が1日上下各2-3本しか停車しない駅でした。
 
 
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  2. caption02
 
627D 遠軽行           (沙留~)富丘     1989/2/13
駅の下には舗装された立派な道路とそれから続く近代的な覆い付きの階段がありましたが、駅自体は小さなホームがあるだけの寂しい駅でした。16:34頃ですがすっかり暗くなってきていてヘッドライトを付けたキハ22がやってきてホッとしました。
 
   
[参考文献]

○ウィキペディア 名寄本線