南海電気鉄道 電気1500V(直流) 1067㎜ ※当時
南海本線 加太線 高野線 ほか
電気600V(直流) 1067㎜ ※当時
貴志川線 和歌山~貴志 14.3km
訪問日:1987/3/17,18、1990/3/10
     '87年春に湘南顔の1000系が無くなる直前の南海本線を訪れました。昔は四国特急で活躍した1000系も最後は朝のラッシュ時のみの運用でしたが、事前に運行を入手できたので無事に会うことが出来ました。
 昇圧時に改造から外れた仲間の一部は京福にもいましたが、やはり本線を堂々と快走する姿は全く違う電車(実際機器など大改造がされていましたが)のようでした。
 翌日は高野線で形態の似ているズームカー21000系に会ったり(こちらも地方私鉄に譲渡された仲間もいますが)できました。
 関西の私鉄は気になる電車も多かったのですが情報も機会も少なく、あまり時間をかけて訪問することができなかったのが残念です。
 その3年後に前回じっくり訪問できなかった貴志川線を訪れました。車種的に同一形式で統一されていて、地方私鉄でも同じ電車が見れることもあって事前の関心は薄かったのですが、実車を目のあたりにすると、古いながらもきちんと整備された2扉の古豪はなかなかでした。
 しかしお客さんには不評だったようで、早々に新性能化、冷房化されたものの、ついに南海から見放された貴志川線は'06年和歌山電鐵として再出発することになります。猫駅長やユニークなラッピングは趣味的には「?」ですが、同鉄道の発展を陰ながら祈りたいと思います。
 
10002(左)1003(中央)1523(右)   和歌山市   1987/3/17
1523はこの後、弘南鉄道に譲渡されました。
 
南海本線 加太線

   
モハ1003        和歌山市   1987/3/17
'57-62年製11001系を'73年に改造 '87年廃車
モ1000系(クハ1903)       和歌山市   1987/3/17 
和歌山市を発車します。
    1985年頃の編成
 
 ←難波                和歌山市→

 1000系
   1001-1801-1802-1102-1101-1901
   1002-1803-1804-1104-1103-1902
   1003-1805-1806-1106-1105-1903
   1004-1807-1808-1108-1107-1904

 7000系       90両
 7100系     152両
 1521系       18両
 9000系         4両
モハ1003              和歌山市  1987/3/17
離脱まで間もない頃ですが美しい6連でした。
 
   
モハ7173          和歌山市   1987/3/17 
'69-73年製
モハ7167          和歌山市   1987/3/17
加太線はサボをぶら下げています
   
モハ1531        和歌山市   1987/3/17
'59-60年製の吊りかけ車  '-95年廃車
※職員さんにお願いして撮らせて頂きました
モハ1531           和歌山市  1987/3/17 
吊りかけ車らしく見えない立派な電車です
  高野線
    高野線の21000系は南海線の1000系と同じような顔をした電車でしたが、20m×6連に対して17m×4連とスタイル的にはややスマートさに欠ける感がしました。
  1000系共々、非常になめらかなフォルムというのでしょうか、それに湘南電車風の前面の塗り分けといい、何とも上品な感じでとても良いです。これが今風のストライプとか原色ギンギン塗装だったらぶち壊しでしょうね。私的にはですが。
 こちらは当時まだ引退の声は聞こえていなくて実際しばらく本家でも活躍していたそうです。
1985年頃の編成
 ←難波                光明池 極楽橋→
  30000系    8両     6000系  72両
  21000系  32両     6100系  76両
  22000系  32両     6200系  50両
    8000系    6両     8200系  12両
モハ21011          橋本   1987/3/18
'58-64年製  '97年廃車
 
   
モハ30004          橋本  1987/3/18
'83年製 まだピカピカの頃です。
モハ22005           橋本   1987/3/18
'69-72年製 一部廃車、和歌山電鐵譲渡、他系列への改造により消滅
  貴志川線(現:和歌山電鐵)
     当時の貴志川線の1201形は一見単一形式でつまらなそうでも、実は多様な経歴と差異があったようです。当時はほぼ情報ゼロでしたので、両運転台と片運転台、小さな外観上の差異位しか分らなかったこともあり、珍しく走行写真を撮影したりして楽しんでいたようです。


 
1985年頃の編成
 ←和歌山            貴志→
  1201     1210     1213
  1202     1218     1217
  1203     1234     1241
  1204    
モハ1201形         和歌山  1987/3/18

 
   
モハ1202       伊太祁曽~山東  1990/3/10
'34-47年製 '95年廃車
モハ1202        伊太祁曽~山東    1990/3/10
貫通ホロ付がカッコ良いです。
   
モハ1213        伊太祁曽~山東 1990/3/10

モハ1213        伊太祁曽~山東   1990/3/10
   
モハ1213        伊太祁曽       1990/3/10

モハ1217           伊太祁曽 1990/3/10

   
モハ1218と1210が交換       伊太祁曽      1990/3/10
何か作業でもあるのでしょうか?

モハ1241             伊太祁曽  1990/3/10
他と乗務員ドアの高さが違いますね。

[参考文献]
○私鉄車両編成表85年版 ジェーアールアール
            ※編成表についてはこちらから引用させていただきました。

○ウィキペディア 南海電気鉄道の車両一覧 和歌山電鐵
         ※電車の経歴についてはこちらから引用させていただきました。