関東鉄道(常総線その1) 内燃 1067㎜ ※当時
取手~下館 51.1km
訪問日:1981,1986/4/5,1988/2/10ほか
     関東鉄道常総線の近くに住んでいたため、身近な存在でした。常磐線の取手では車窓から、あるいは当時自由に行き来できた車内も観察出来ましたし、自転車で車庫のある水海道まで出かけることもできました。水海道の構内はいつも雑多な気動車がカラカラ音を立て油の匂いがしていました。車庫や設備もかなり年季が入っていましたのでなんだか遠い昔の時代に迷い込んだような感覚を受けました。ただ関東鉄道さんに申し訳なかったと思っているのは、そうした理由から乗車する機会がなかったことです。沿線は既に大規模な宅地開発が進んで複線化も水海道までされていました。ラッシュ時の混雑も激しくなり車両もかなり酷使していたと思われメンテナンスは大変だったと思います。身近にバリエーションに富んだ魅力的な気動車が走っていることはありがたくも不思議な感じがしました。とても恵まれた環境でありましたのでもう少しきちんと記録しておけば良かったです。仕事で近年水海道車庫を訪れましたが、広々とした近代的な車庫に生まれ変わっており車両も様変わりしていました。
 この他自社発注のキハ500以降および元小田急のキハ750については(その2)として後日upしたいと思います。
 
キハ614            水海道   1986/4/5
  551形
   
キハ551         水海道   1986/4/5
'37年製国鉄キハ42023→キハ07 24→'64年 江若鉄道キハ24→5124
→'69年 加越能鉄道加越線キハ162→関東鉄道  '88年廃車
キハ551    水海道   1985/1/2
正面は江若時代に改造されたようです。
  610形
   
キハ611          水海道   1986/4/5
'52年製国鉄キハ42605→キハ07 106→'68年 加越能鉄道加越線キハ173
→'73年 関東鉄道キハ707  '88/3/31廃車
キハ611           水海道   1985/1/2
左の反対サイド
   
キハ612          水海道   1988/2/10
'36年製国鉄キハ42027→42213→42525→キハ07 26
→'64年 鹿島参宮鉄道キハ42502→関東鉄道キハ42502
→'74年総括制御/片運化等612に改番  '88/3/31廃車
キハ612           水海道   1988/2/10
左の反対サイド 
   
キハ613           水海道   1986/4/5
'37年製国鉄キハ42040→42534→キハ07 35→'65年 常総筑波鉄道キハ705
→関東鉄道 '75年総括制御/片運化等613に改番  '88/9/30廃車
キハ613           水海道   1986/4/5
左の反対サイド
   
キハ614          水海道   1986/4/5
'37年製国鉄キハ42034→42206→42530→キハ07 31→'65年 北陸鉄道キハ5251
→'72年 関東鉄道キハ706 '75年総括制御/片運化等614に改番 '88/9/30廃車
キハ614           水海道   1985/1/2
左の反対サイド
   
キハ611?       取手~西取手   1982//?
夏の朝だったと思います。奥に見えるのは常磐線です。
キハ613    取手~西取手  1982//?
フィルムが余ってたので自転車で撮りに行ったと思います
  700形
   
キハ701         水海道   1986/4/5
'57年製 自社発注 キハ48001 クロスシート車で特急「しもだて」に使用され
ました。'63年ロングシート化701に改番 '89年廃車
キハ701           取手   1983/11/20?
左の同側面反対側
  703形
   
キハ703          水海道   1985/1/2
'54年製 自社発注 キハ42002 '65年総括制御、片運化、改番 '88年廃車
キハ703          水海道   1988/2/10
左の反対サイド
  704形
 
キハ704          水海道   1985/1/2
'36年製国鉄キハ42004→常総筑波鉄道キハ42001→704
→関東鉄道キハ704 '65年総括制御、片運化、改番
片運化にあたってキハ703の撤去運転台を流用 '88年廃車
  キハ704            水海道   1986/4/5
左の1年後ですが、雨樋の位置が変わっていますね。
  720形
   
キハ721          水海道   1985/1/2
'64年製 元加越能鉄道加越線キハ187 →'73年関東鉄道
'74年片運化中央扉改造等実施 '89年廃車
キハ721            水海道   1986/4/5
  755形
   
キハ755         水海道   1986/4/5
'62年製 元南海キハ5505紀勢本線乗入用 2個エンジン搭載,21m級車体 踏切事故で'73年廃車 '75年ロングシート化/両開き扉2箇所増設  '89年廃車
キハ755            取手   1981//?
田舎の凸凹編成でしたがそれぞれの車両の曰くも知らず
興味を持ち始めた頃です。
813形
   
キハ813          水海道   1985/1/2
'69年製 元雄別鉄道キハ106 ロングシート化等改造 '89年廃車
両運転台berが2両筑波鉄道にいました。
キハ813           水海道   1986/4/5
正面の右下部が改造されていますね。
  キクハ1形
   
キクハ1           取手   1984/10/10?
'52年製 小田急クハ1655 '59年譲受  '85/1/23廃車
同じ元小田急コンビの編成です。駅ビルも建設中でローカルムード満点の頃
キクハ3              取手   1983/11/20
'41年製 小田急クハ601→東急クハ1651→小田急クハ1651→1652
 '59年譲受 '84年廃車
明治時代の鉄道省木造客車の台枠を流用したらしいです。

  DD502
  1985年頃の編成
 
  ←取手                     下館→

  002-001  312-311   902-901 
  004-003  314-313           
  006-005  316-315   612-611 
  008-007  318-317   614-613

 両運転台                片  運     片  運
                       (取手方) (下館方)
 501  801  701  751     551        703 
 502  802  702  752      721        755 
      803                704        813 
      804       753                 
      805       754                 
   
DD502         水海道   1985/1/2
'56年製 現在は休車中のようです。
 
  風景
   
    水海道   1986/4/5
右手が水海道駅になります。
左側奥は現在大きなビジネスホテルになっています。
   水海道   1986/4/5
機関庫もだいぶ年季が入っていますね。
機関区自体がこの後取手方に移転したようです。
 
キハ701        水海道   1986/4/5

キハ721         水海道   1986/4/5
給水塔や転車台が残っていました。
[参考文献]
○日本の私鉄17北関東 東北 北海道 保育社
○私鉄車両編成表85年版 ジェーアールアール

○ウィキペディア 関東鉄道常総線 加越能鉄道加越線 国鉄キハ07形気動車 小田急1600形電車 関東鉄道キハ610形気動車         ※電車の経歴についてはこちらから引用